こんにちは、さくさくです。
このブログでグーグルのアドセンス広告を掲載できるようになって9ヶ月ほど経ちました。
アドセンスの審査に合格して以来、公開する記事の内容には気をつけていたつもりです。
しかし、今日初めてポリシー違反のメールを受け取りました。
「とうとう来てしまった💧」と愕然としましたが、手順を踏むことで解決できました。
グーグルアドセンスからポリシー違反を指摘された場合、最初にやるべきこと、その後の対応をまとめました。
グーグルアドセンスとは
ブログの記事に合わせて広告が自動配信される、その広告がクリックされれば自分の収益になる、素晴らしいプログラムです。
グーグルアドセンスの広告をブログに掲載するには、審査があります。
審査に合格して一度広告コードを貼れば、あとは勝手に収益が上がって全く手間はかかりません。
アドセンスのプログラムポリシー
しかし一方で、アドセンスを掲載するウェブサイトの内容には様々な制約があります。
その制約は、プログラムポリシーとして公開されています。
プログラムポリシーの考え方は、一言でいえばファミリーセーフなコンテンツ。
子供と一緒に安心して見られるかが判断基準、つまり子供に見せられないものはNGです。
NGになりそうなもので、真っ先に思い浮かぶのがアダルトコンテンツですね。
この他、アルコールやタバコに関する記事もアドセンス広告を貼ることはできません。
ドラッグや暴力表現、犯罪など法に触れる内容も同じです。
プログラムポリシーに違反すると
これらプログラムポリシーに反する内容のサイトでアドセンス申請しても、審査を通過することができません。
審査に合格しない限りは、アドセンスの広告コードを取得できないので、自分のサイトに貼ることはできません。
では審査に合格して、自分のサイトにアドセンスの広告コードを貼った後に、プログラムポリシーに違反する記事を書いたら?
インターネット界の唯一神、グーグル様を欺くことはできません。
遅かれ早かれ、ポリシー違反は検知されます。
アドセンスで稼ぎたいと思うなら、グーグル様の裏をかくのは無理です。
善良に、アドセンスのプログラムポリシーを遵守して記事を投稿することです。
ポリシー違反を判断するのはグーグル様
それでは、アドセンスのプログラムポリシーに合っている/いないを判断するのは誰でしょうか?
もちろんグーグル様です。
私たち記事を書く側の人間が、これは
- アダルトコンテンツではない
- アルコールやタバコに関するコンテンツではない
- 暴力や犯罪に関するコンテンツではない
- …etc
と思っても、それは記事作成者の主観です。
最終的に、プログラムポリシー違反と判定するのはグーグル様です。
ポリシー違反のメールが来た
これまで、プログラムポリシーに触れないよう心がけて記事作成してきました。
しかし今朝、スマホのGメールアプリを見ていたら、心穏やかでない件名のメールが😱
これはスマホなので件名が途中で切れています。
正式な件名は
AdSense サイト運営者向けポリシー違反レポート - 対象: (サイト運営者ID)
というものでした。
以下、内容です。
細かい字でポリシーレポートとかアクティビティとか違反とかびっしり書いてあるので、大変なことをやらかしたような気がしてしまいます💧
メール(ポリシーレポート)をしっかり確認
こんなメールが届いたら、何をどうすればいいか混乱してしまいます。
しかし必要なことは全てメールに書いてあるので、先ずは文面をよく読むことです。
私に届いたメール(ポリシーレポート)の内容をかいつまむと
- 私のブログの特定のページでポリシー違反が見つかった
- 違反についてはAdSenseポリシーセンターの[ページ単位の違反措置]を確認するように
- サイト全体やアカウントレベルの違反ではない
- ポリシー違反がない部分には広告掲載が続行される
- AdSenseプログラムポリシー違反の見つかったページは、広告掲載が制限または停止されている
ということです。
そして、問題を解決するには
- 違反しているコンテンツを削除して、審査をリクエスト
あるいは
- 違反しているページから広告コードを削除
が必要とのこと。
ポリシー違反のページを探す
グーグルからのメール(ポリシーレポート)の内容は把握できました。
対応策としては、ポリシー違反の見つかったページの修正が必要。
- プログラムポリシーに違反する内容を削除して審査リクエスト→広告掲載継続
- ページの広告コードを削除する→広告非掲載
どちらか選ばねばなりません。
ではポリシー違反の見つかったページは、どのように確認するのでしょうか。
グーグル様は親切なので、ポリシー違反のページもちゃんと教えてくれます。
ポリシーセンターを確認
メール(ポリシーレポート)の最初のリンクAdSenseポリシーセンターをクリックします。
スマホの場合は注意
いつもアドセンスの管理画面にログインしているPCからだと、AdSenseポリシーセンターの画面がすぐに表示されると思います。
しかしスマホの場合、アドセンスにログインしたことのないメールアプリやブラウザからAdSenseポリシーセンターのリンクをタップすると、こんな画面が表示されることがあります。
私は「警告だけで詳細は教えてもらえないんだ💧」と早とちりして、自分のブログを1ページずつ確認するという愚行に出て3時間ほど無駄にしました。
そんなことはありません。
この場合はログインすれば、ポリシーセンターで違反の内容を確認することができます。
スマホではアドセンスのアプリもありますが、iOS版の場合アプリでポリシーセンターは表示できないようなのでご注意ください。
ポリシーセンターが見つからない
AdSenseポリシーセンターのリンクをタップしてもポリシーセンターの画面が表示されない場合の確認方法です。
以下はスマホ画面で説明しています。
PCも同じ要領で、ポリシーセンターの画面を開くことができます。
1.画面右上のメニューをタップしてログイン
(上図はスマホ画面です。PCでは画面右上にログインの文字があります)
2.ログイン後の管理画面で、左上をタップして、ドロップダウンメニューからアカウントをタップ。
3.アカウントの下に表示されるポリシーセンターをタップ。
これで、スマホでもPCでもポリシーセンターの画面を見ることができます。
ポリシー違反の内容を確認
ただポリシー違反と言われても、記事の内容が悪かったのか、広告の配置が悪かったのか…違反を特定するのは困難です。
しかしポリシーセンターには、どんなポリシー違反か詳細が示されています。
問題のあるサイトとして、このブログのドメインが表示されています。
ドメインの表示されている行をクリックします。
ポリシー違反の起きているページを確認することができます。
ページごとに
- コンテンツの修正が必要か
- 問題の内容
- 広告配信ステータス
がわかります。
さらに右端の✓をクリックすると。
ポリシー違反の起きているページごとの解決方法が表示されます。
右側の問題についてをクリックすると、ポリシー違反の詳細を確認することができます。
私のポリシー違反は
今回、私にポリシー違反のメールが来た理由はアダルトコンテンツ(性的な内容)でした。
ヌードを含むコンテンツなど性的な内容はファミリーセーフに反するので、アドセンスのプログラムポリシー違反になります。
私の場合、乳がんの手術や乳房再建の説明図がヌードを含むコンテンツに該当してしまったようです。
記事を公開した時に、バストトップまで描いて大丈夫かな…とちらりと思ったのですが(笑)仕方ないですね。
ポリシー違反にも段階がある
ポリシー違反の内容が確認できたところで、解消方法を確かめます。
実は、私のポリシー違反は対応不要でした。
対応不要のポリシー違反
ポリシーセンターの解決方法欄にはこう書かれていました。
状況
お客様の一部のコンテンツに関する問題により、一部の広告主がお客様のページに広告を掲載しないよう選択しました。
対応策
広告主による広告配信の制限を許容できる場合、特にご対応は不要です。ただし、広告配信をフルに再開したい場合は、問題の原因となっているコンテンツを削除または修正してから、審査をリクエストしてください。また、このページが制限の対象に該当しないと思われる場合も審査をリクエストしていただけます。
今回のポリシー違反は、グーグルがアウト判定したものではなく、アドセンスに出稿している一部の広告主が掲載停止したようです。
私たちブログ運営者がイメージに合わない広告を非表示にできるように、広告主側もイメージに合わないウェブサイトに出稿を止められるようです。
この状態が許容できる場合は、何も対応する必要はありません。
フルに広告掲載したい場合は、アダルトコンテンツに該当する部分を削除して審査をリクエストすることができます。
また、このページは出稿停止されるようなものではないという場合も、審査をリクエストできます。
対応が必要なポリシー違反
私の場合、今回は運良く対応不要のポリシー違反でした。
しかし場合によっては、対応が必要なポリシー違反もあります。
ポリシーセンターのページに関する問題で要修正欄が「はい」になっている場合は、対応が必要です。
この場合も、ポリシー違反の起きているページごとに問題の詳細と解消方法が表示されているはずです。
慌てず、ポリシー違反の起きているページと内容をしっかり確認してから対応してください。
ポリシー違反は対応不要でも対応した方がいい
この項は、個人的な見解です。
今回、ポリシーセンターに表示されている内容では対応不要でした。
しかし、一部広告主からアダルトコンテンツと判断されて出稿を止められたのは確かです。
無用のトラブルを避けるためにも、そのページにはアドセンス広告を表示しないほうがいいと判断しました。
任意のページのアドセンスを非表示にする方法
はてなブログにアドセンス広告を表示する場合、1記事ごとに広告コードを手で貼っている人はいないと思います。
ダッシュボードのデザインーカスタマイズで、記事上・記事下に広告コードを入れている場合、すべての記事に広告が表示されます。
はてなブログで、特定の記事のみアドセンス広告を非表示にする方法はいくつかやり方があります。
私はこの方法で、ポリシーセンターに表示されていた3記事のアドセンス広告を非表示にしました。
※PC版でサイドバーに広告を表示している場合は、デザインーカスタマイズーサイドバーの広告コードも作業が必要です。
※デザインースマートフォンー詳細設定でレスポンシブデザインのチェックを外している場合は、PC版・スマホ版それぞれに同じ作業が必要です。
自動広告を使っている場合は、こちらの手順も必要です。
非アクティビズム。(IN ACTIVISM)の管理人さま
ありがとうございます。
問題のあるページのアドセンス広告を非表示にすると、1週間程度でポリシーセンターのメッセージは消えるようです。
経過を慎重に確認したいと思います。
対応でポリシー違反がなくなった
1月23日追記
ポリシーセンターで表示されていた3ページのアドセンス広告を非表示にしました。
自分で位置を選んで広告ユニットを貼っていたものと、自動広告、どちらも表示されないように対応しました。
数日してグーグルアドセンスのポリシーセンターを確認したところ、問題のあるサイトやページとして表示されていた詳細はなくなりました。
本来、対応不要のポリシー違反ではありましたが、ちょっとホッとしました(笑)。
まとめ
アドセンスから警告メールが届くなんて、想像しただけで恐ろしいですね。
しかしグーグル様は、私が思っている以上に親切でした。
ポリシー違反が起きているページも対応方法も、ちゃんと教えてくださいます。
正しく対応すれば、アカウント停止になることはありません。
「えっ、違反?アドセンス止まっちゃうの!?」と慌てないで、ちゃんとメール(ポリシーレポート)のリンク先を確認してください。
またポリシー違反の解消方法は、多くの先輩方が記事にしてくださっています。
良識に従って楽しくブログを書いて、収益が上がれば最高ですね。
はてブコメントでご質問いただきました。
hoozukireikoさん:ポリシー違反でアドセンスに合格できない場合のポリシー違反はもっと厳しい基準なのでしょうか…
以上、本日は
グーグルアドセンスから「お客様の一部のコンテンツに関する問題…」とポリシー違反のメールが来た!どうすればいいの?
という話題でした。
お読みいただき、ありがとうございます。
ヤバかったね
乳がん手術の説明図とはいえヌードはダメだね💧
転ばぬ先のポリシー確認。アドセンスのプログラムポリシーは考え方を一度しっかり理解しておくとよいです。
はてなブログのガイドラインも、一度確認しておくことをおすすめします。