さくさくの日常

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【術後2日目 ちょ!!歩行器使うの!?】乳がん手術6~入院から術後、退院後の体調経過報告

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こんにちは、さくさくです。

乳がん手術体験記、たくさんの方に見ていただけて嬉しいです。

人生において入院や手術って、そう何度も経験するものじゃないですよね。

人は普段ない状況に直面すると、つい動揺してしまうもの。

万が一入院や手術された時に、同じような状況を「以前ブログで○○って見たな」的な感じで思い出して、落ち着いたり安心してもらえたらいいな~と思います。

 

さて今日は術後2日目、いよいよベッド上安静が終わって、手術後はじめて立ち上がった時のことです。

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まさかの歩行器w しかもこの絵よりもっと背中が丸まってしか歩けない(汗)

 初めてお越しくださった方へ~こんな手術を受けました。

乳房全摘と自家組織再建 どんな手術だったか詳しくはこちら

 

前記事はこちらから。

乳がん手術(乳房全摘と再建)体験記その1【手術前日編】

乳がん手術(乳房全摘と再建)体験記その2【手術当日:開始まで】

乳がん手術(乳房全摘と再建)体験記その3【手術当日:終了後】

乳がん手術(乳房全摘と再建)体験記その4【術後せん妄の恐怖】

乳がん手術(乳房全摘と再建)体験記その5【術後1日目 胸見てビックリ】

 

術後2日目の朝

血栓防止のフットマッサージャーや点滴類から解放されたので、術後1日目の夜は非常に気持ちよく眠れました。

もちろん寝返りはうてませんが、膝から下だけでも自由に動かせるっていいものです。

 

朝6時に点灯になります。

が、ベッドから動くことができないのでやることもない。

ひらすらスマホを見て暇をつぶすのみです。

 

回診

7時半頃、回診がありました。

主治医の先生他大勢の先生方が、ぞろぞろとやってきます。

手術した胸とお腹の状態さくっと確認して

「いいですね~。体調どうですか~」

「大丈夫です~」

あっさりした会話で終了。

 

看護師さんやレジデントの先生がまめに状態確認してくれるので、報告がなければ大丈夫的な感じなんでしょうかね。

 

ちなみに私は乳房の切除乳房再建を同時にやったので、乳腺外科と形成外科2つ回診があります。

退院までずっと乳腺外科の回診が先にあって、8時近くになって形成外科の回診という感じでした。

 

朝食

8時に朝食が運ばれてきました。

私が入院した病院では、特に希望をださなければ和食です。

ちなみに、この日の献立は

  • 味噌汁
  • 納豆
  • 茄子そぼろ煮
  • 二色浸し
  • 味付け海苔
  • ヨーグルト

ちゃんと温かい状態で出てきて、味付けもいいのでとても美味しいです。

ただ、これにご飯200gとかなりのボリュームがあります。

さすがに多いので、ご飯は150gに減らしてもらおうと思いました。

 

朝食後

ベッドから動けないので、下膳も看護師さんがやってくれます。

食後は、うがい受け(↓こんなの)を持ってきてくれてベッドで歯磨きしました。

 

いよいよ離床

10時半頃、看護師さん2人と形成外科の先生が来てくれました。

長かったベッド上安静から、やっと解放されます。

 

ただ、ベッドの上でずっと寝ている状態で過ごしているので、いきなり立ち上がると気分が悪くなる人もいるそうです。

起き上がる前から「ゆっくりでいいですからね~」と何度も言われました。

 

歩行器が来た

そしてベッドの横には歩行器が。

病院でおじいさんやおばあさんがよく使っているあれです。

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自分がこれを使うのか…と思うとテンションだだ下がりでした😭

でも術後の不自由な身体なので仕方ありません。

手術室に入った時から、丸2日寝た状態で過ごしたので、立ち上がるのも大変でした。

まずベッドの上半身を起こして、身体を90度回転させ足を床に下ろします。

これが、お腹に力が入らないので、思うように身体が動きません。

ベッドの柵を握りしめて、腕の力でなんとか横を向いて、ベッドに腰掛けた状態になりました。

 

ここで歩行器を目の前に置いてもらって、さぁ立ち上がろうとしたらお尻が上がらない。

何をするにも、腹筋の力って必要なんですね…。

仕方ないので、またベッドの柵を使って腕の力で立ち上がりました。

何とか立ち上がることができました。

 

まっすぐ立てない

自分の足で立った時は、とても嬉しかったです。

そしてすぐに感じたのが、強烈なお腹の突っ張り感。

 

乳がんで全摘した左胸を再建するのに、自分のお腹の脂肪と皮膚を使いました。

なので手術前より10cmほどお腹の皮膚が短い(少ないと言うべきか?)状態で縫い合わせてあるんです。

ビックリするほど強烈な突っ張り感で、お腹を丸めないと立っていられません。

入院前には想像もしていませんでしたが「手術するってこういう事なんだ」と思いました。

 

尿道カテーテルから解放

それでも、歩行器によりかかってお腹を丸めながらでも、歩いてトイレに行けることが確認できました。

この段階で、やっと尿道カテーテルを抜いてもらえました。

歩行器を押してトイレに入るのも、トイレの中で便器に座ったり立ったりするのも大変でしたが、また一つ管が抜けて、これも嬉しかったです。

 

ベッドの移動

歩行器を使って歩けることが確認できて、トイレに行ったら、またやることないのでベッドに戻ります(笑)。

 すると看護師さんが来て、ベッドの移動を告げられました。

 

私が入院した病院のベッドは

  • 特別室
  • 個室
  • 2人部屋
  • 4人部屋

といった種類がありました。

そして4人部屋の廊下側以外は有料(差額ベッド)です。

 

最初はお金のかからない4人部屋の廊下側でいいと思ったのですが、いざ入院してみると、やはり窓側の方が断然開放感がある。

 

入院初日に「窓側のベッドに移ることはできますか?」と聞いてみました。

「窓側が空いたらお知らせしますね」と回答をもらって、3日後のこの日に移動できました。

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ベッドからこの景色が楽しめました

自分のベッドからこんな眺めを楽しめて、ずいぶん気が紛れました。

窓側に変えてもらってよかったです。

希望は伝えたほうがいい

入院して、途中でベッドの移動をお願いするのは、調整の手間をかけて申し訳ないなと思ってました。

 でも4人部屋で過ごしていると、割とベッドの移動を希望する人がいます。

 

私は眺めがいいから廊下側→窓側でしたが、寒いから窓側→廊下側という人や、寂しいから2人部屋→4人部屋という人も。

 

入院って申込時に部屋の希望を出しますが、実際に自分が過ごす病室に入ってみないとわからないこともあります。

 

もし違うベッドに移りたいと思って自分の希望を伝えるのは、私はアリだと思います。

 

ベッドから立ち上がるのが大変

立ち上がって、自分の足でトイレに行けるのを確認して、尿道カテーテルを抜いてもらいました。

なので、用を足したい時には何としても自分の足で歩いてトイレに行かねばなりません。

 

これが

  1. 電動ベッドの上半身起こす
  2. 横を向いて足を床に下ろす
  3. 歩行器を引き寄せる
  4. ベッドの枠を掴んで立ち上がる

 腹筋が使えないので、2以下全ての段階で大変😭

 

身体は重くて動かないし、力入れると腹筋痛いし「もしかして大変な手術を受けちゃったのかな…😱」と遅まきながら思ったのでした。

 

さくさく、背中まん丸でおばあちゃんみたいだったよ~。

だって歩行器によりかからないと歩けないの。慣れるまでちょっと大変だったな。

 

こんな手術を受けました。

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