こんにちは、さくさくです。
今日は虫歯を防ぐとして知られている重曹うがいについてご紹介します。
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虫歯防止 重曹うがいで口の中の酸性を中和して虫歯を防ぐ やり方と注意点(この記事)
唾液検査
先日、歯医者さんで唾液検査を受けました。
その結果がこちら。
6項目あって、虫歯菌・白血球・タンパク質・アンモニアは平均値に収まりました。
しかし酸性度が高く、緩衝能が弱いとの結果。
唾液の酸性度が高いということは、口の中の環境が酸性ということです。
エナメル質などの歯質が溶解(脱灰)しやすくなります。
そして緩衝能って聞いたことなかったのですが、むし歯菌や食物由来の酸を中和する力です。
口の中が酸性だとよくない理由は…
虫歯は、虫歯菌が甘いものに含まれる糖類から酸をつくりだし、その酸が歯を溶かしてしまうことで起こるのは周知の事実です。ところが、酸蝕歯は甘いものではなく、酸性度の高い飲み物が日常的に歯に触れることで、その酸が歯を溶かすことで起こります。
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緩衝能が高ければ、口の中の酸性を中和できます。
緩衝能が低ければ、口の中はいつまでも酸性のまま。
つまり、緩衝能と口の中のpHはセットなんですね。
そして緩衝能は自分の努力で高められるものではないそうです。
体質みたいなものでしょうか。
自分の唾液について知ることができて、唾液検査を受けてよかったと思いました。
重曹うがい
唾液検査で自分の口腔内は酸性に傾きやすい・それを中和する緩衝能が低いという結果を知って、重曹うがいを思い出しました。
私たちが日常、重曹と呼んでいる炭酸水素ナトリウムはアルカリ性の成分です。
水に溶かしてうがいをすることで、虫歯菌や飲食によって酸性になった口の中を中和する働きがあります。
重曹水の作り方
重曹うがい用の重曹水の作り方は簡単です。
食用の重曹と500mlのボトルを用意します。
お掃除用の重曹は不純物が多いのでNGです。
必ず食用を使ってください。
500mlのボトルは、私は100円ショップで買いました。
重曹うがいに適した分量は、水500mlに重曹3g、小さじ1/2程度が適量です。
写真右は2.5mlのスプーン、小さじ1/2の大きさです。
この2.5mlのスプーン一杯で3gです。
ネットで重曹うがいを検索すると「500mlの水に小さじ1杯の重曹を溶かす」と書かれているサイトがあります。
計量スプーンで小さじは5mlなので、小さじ1杯の重曹だと5gくらいあります(写真上左)。
濃すぎる重曹水でうがいをするとデメリットが多いので、濃度には気を付けてください。
水と重曹をボトルに入れて、混ぜ合わせれば出来上がりです。
私は重曹を入れる時に溢れるのが嫌でボトルを購入しましたが、面倒なら500mlのペットボトルを使ってもOKです。
重曹うがいのやり方
重曹うがいをするタイミングについてです。
・歯磨きの前に重曹うがいをすると、汚れを落としやすくする効果があります。
・歯磨き後に重曹うがいをすると、口の中に重曹の効果が残って酸性を中和し、虫歯をできにくくします。
私がいいと思ったやり方は、歯垢が取れやすいよう歯磨き前と、酸性を中和するために歯磨き後、両方やることです。
重曹うがいのやり方ですが、歯の酸を中和するのが目的なのでガラガラではなくクチュクチュです。
しかも口の中で歯の隅々、隙間まで重曹水が行き渡るよう
クチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュと30秒以上しっかりやるのがいいそうです。
頬の筋肉が疲れてきますが、顔のたるみ防止や小顔効果のためにもいいかもですね。
重曹うがいのやり方動画
日本訪問歯科協会の動画がありましたのでご紹介します。
重曹うがいの注意点
いい事ずくめに思える重曹うがいですが、やはり注意点がいくつかあります。
重曹が濃すぎると
重曹は弱アルカリ性なので、濃すぎる重曹水でうがいをすると口の中の粘膜に影響します(歯肉が傷む)。
塩分制限のある人は
重曹は食用なので、少量であれば飲み込んでも無害です。
しかし塩分が多めなので、高血圧や塩分制限のある方は注意してください。
使用頻度も毎回ではなく体調の様子を見ながら時々使用するようにしてください。
重曹水を大量に飲み込むと
体調に問題がなくても、大量に飲み込むと健康に影響が出る可能性があります。
重曹うがいをやり過ぎると
重曹うがいを頻繁に行うと、歯石ができやすくなります。
重曹そのもので歯を磨くと
重曹うがいは適切に行うと歯のためによい効果がありますが、重曹の粉末で歯を磨くのは危険です。
研磨効果が強すぎて、歯を傷めてしまいます。
重曹うがいと虫歯の予防
重曹うがいは虫歯をできにくくする効果があります。
しかし虫歯の発生を完全に予防するわけではありません。
きちんと歯磨きして歯垢(プラーク)を取り除き、定期的に歯科でメンテナンスを受けることが一番大切です。
まとめ
私が歯のメンテナンスを真剣に考えるようになったのは2年前、10本以上の虫歯を一気に治療したからです。
20代の頃に治療してすっかり忘れていた虫歯が、被せ物や詰め物の下で再発していました。
1回2時間、週4回治療に通って、削りすぎの知覚過敏で痛くてモノが食べられない思いをしました。
もちろん先生は痛くないように治療してくれましたが、毎回ガリガリと歯を削られる恐怖感と苦痛でメンタルも病みそうになりました。
大人の虫歯は二次齲蝕(にじうしょく・二次カリエス・2次虫歯)が一番多いそうです。
こちらのページで詳しく解説されています。
虫歯だけでなく、最近は炭酸飲料や酸の強い食べ物による酸蝕歯も知られるようになりました。
一度削ってしまうと、元には戻せない大切な歯です。
できるところは自分でケアして、長く大事に使いたいですね。